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2024/05/17

今日の1本【ゆれる人魚】

今日は怪談をテーマにした朗読劇に行ってきましたε=ε=ε=ε= ワーィヽ(。・ω・)ノ タタタタ・・・


怪談だからというわけではないですが、プロの朗読って鳥肌ものです。
こんな月並みなことしか書けないのが恥ずかしいくらい…。
好きな文豪の作品だったこともありとても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。


そんなわけで怪談めいた作品を選ぼうかなと帰宅中ずっと考えていたのに、何故か頭に浮かんだのはこの作品でした。
確かに童話をモチーフにはしているのですが…???




拍手[0回]


『ゆれる人魚』




【あらすじ】
海から現れた美しい人魚の姉妹が、1980年代をほうふつさせるナイトクラブを訪れる。
セクシーかつワイルドな彼女たちは、一躍スターになるが、一人が美形のベーシストに恋をすると、姉妹の仲はたちどころに悪化し……。
(シネマトゥデイより)



アンデルセンの『人魚姫』をモチーフにしたダークファンタジー!!!



(´∀`)<ミュージカル映画の色が濃いから注意してね!



舞台は共産主義時代のポーランド
そして登場する人魚は童話に出てくるような人魚ではなく、どちらかというギリシャ神話のセイレーンが近いです。
セイレーンは美しい歌声で船乗りを魅了し船を座礁させてその人肉を食べる魔物のこと。


この映画の凄いところは冒頭から察することができます。
普通、人魚の姉妹なんか発見したら


(゚Д゚)<すげー!!!研究材料にしよう!!!


みたいな感じになるじゃないですか。政府とかが出張ってきたりして。
『シェイプ・オブ・ウォーター』みたいな感じに。
そうでなくても見世物小屋みたいなところに連れて行かれるとか、なんか訳分からない迷信で人魚の肉をねらわれちゃったりとか。
でもそうはならないのです。


(゚∀゚)<人魚姉妹やべー!歌上手いからバンドで一緒に歌わせようぜ!!


そんな調子で見せに連れて行く。


「ん?なんか魚臭くなあい???」


とかなんとかで見つかるけど結局は店のスターになっちゃうんですよね。
無茶苦茶だけど観てる側もなんとなくそれを受け入れてしまいます(ノ∀`)


物語の後半は『人魚姫』の展開に。
さらに彼女たちの本質“人喰い”も露わになってきます。
童話のように魔法の薬などは一切出てきません。
全て生々しくそれは成されていくのです。

少女のような上半身に対して下半身は生臭さが漂ってくるようなヌメッとした尻尾。
それが童話のような美しさや幻想ではなく生々しいリアリティを出しています。
人魚とは少女のメタファー
この作品も『RAW~少女のめざめ』のように少女の成長を描いた作品なのです。
だから人魚は1人ではなく姉妹として登場したのではないでしょうか。
人間に恋をするシルバーが美少女というわけではないという点も、思春期の少女をリアルに表現されています。



話の流れは『人魚姫』。切なさは童話以上。
個性が強く人を選ぶ映画です。
でもピタっとハマればとことんハマれる作品だと思います(=゚ω゚)ノ









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2019/08/24 映画 Comment(0)

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ヘタレな下手の横好きゲーマー。
主に龍が如く・MGS・FF・戦国BASARA・静岡・アトラスゲームetc.が好きです。
映画はホラー、特にゾンビ好き。
レオナルド・ディカプリオの往年のファン(だと思っている)

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