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2025/01/23
師走ですよ。1年があっという間。
そしてブログも暫く書かないとサボり気味になってしまいます。
先月はもっといっぱいレオ作品の記事を書きたかった…。
下半期になって映画館へ足を運ぶ回数もガクッと減ってしまっています。
これは毎年言っていますね(;´∀`)
全体の本数的にも目標数に達することができなさそうです…。
さて!
気を取り直して。
先日、来月公開作品『ジュリアン』の試写会へ行ってきました。
その前に『ヘレディタリー/継承』も試写で観ました。
今回は公開前の『ジュリアン』の記事をドヤって書いていこうと思います。
[0回]
http://arata222.blog.shinobi.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/%E3%80%8E%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%80%8F『ジュリアン』
『ジュリアン』 【あらすじ】
両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。
離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。
母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。
アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。
ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていくのであった。
家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。
(公式サイトより)
個人的にはかなり面白かったです。フランス映画らしいなという印象もありました。
全ての説明がなされないとダメという人には向いてないかなと思います。
ちょっとした台詞や表情からその裏側を推理していく過程が好きな人は、きっと楽しめるのではないでしょうか。
この映画は
音を意識するようにできています。
監督が“音”にこだわって撮影したという話を聞いていたので始めから意識していたものの、そういった前情報がなくても自然に音へと意識が向かうとようかなり強調されています。
全てはラストシーンのために。
『衝撃の結末!!!』という煽り。
実は展開的には容易に予想できます。どんでん返しとかそういったものはありません。
ただ、この“音”を意識させる演出がラストシーンの緊張感を高めているんです。
観客が引き込まれて、いつの間にか当事者になっているんですよね。
この映画の面白いところはそこだけではありません。
何段階かに分けて徐々に生活圏に侵入される恐ろしさ。その
リアリティです。
説明台詞なんかも殆どない、その情報の少なさが逆にリアリティを増大させていたのではないでしょうか。
と、ここまでかなり褒めちぎってきましたが、ちょっと気になるところもありました。
ジュリアンの姉に関してはちょっと情報不足すぎるというか、
「なんだったの?」感が大きかったですね。
家族それぞれの視点で描かれた作品なので仕方ないのかもしれませんが、モヤるところでもありました。
総体的には良作です。
必至に母親を守ろうとする幼いジュリアンのいじらしさ。
そして徐々に追い込まれていく父親。
この父親がとにかく哀れで悲しくて・・・いや、庇うわけではないんですけどね?
まさにこれ上映前にトーマス・ジオリア監督とジュリアン役のトーマス・ジオリア君のトークショーがあったのですが、ジオリアくんが声変りして身長も20cm伸びていたんですよ!
少年の成長に心がほっこりしました(´∀`)
映画はほっこりしませんがw
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2018/12/12
映画