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2024/04/26

今日の1本『es』

人間怖いという作品はどんな媒体であれ人気があります。
後味が悪かったり胸糞悪かったり。
実際の事件もそんな狂気に塗れていたりしますよね。


昨日は新しいスリラー映画を取り上げたので、今日は古めのものを選んでみました(=゚ω゚)ノ
実際に行われたとある実験をベースにしたドイツ映画です。




拍手[0回]



『es』




【あらすじ】
スタンフォード大学心理学部ではある実験をするため、被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。
初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトと誰もが考えていた。
しかし、実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。
それに対して、「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抗議できなくなっていく。
いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく……。
(allcinemaより)



スタンフォード大学で実際に行われたスタンフォード監獄実験もとにした作品。


まずはスタンフォード監獄実験について簡単に触れておきます。
※専門家ではないので多少の違いには目を瞑ってください※


スタンフォード監獄実験はミルグラム実験の派生ともいわれる実験です。
ミルグラム実験は、ナチス政権下のホロコーストの責任者であるアドルフ・アイヒマンから端を発したため、アイヒマン実験とも呼ばれています。
実験内容は閉鎖的な状況下では権威者の指示に従って残酷な行為までも行ってしまうのか』を証明するというもの。

では、この派生といわれるスタンフォード監獄実験とはどんな実験か。
『普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられるとその役割に合わせて行動してしまうことを証明するものでした。
具体的な内容はあらすじに書いてある通りになりますが、新聞広告などで集めた被験者たちに“看守”と“囚人”の役割を与え疑似刑務所で2週間過ごすというものです。

結果は、
・権力への服従
・非個人化
虐待や暴力の発生により6日間で打ち切られました。
被験者たちへのダメージも相当なものだったようです。



映画に話を戻して。

前述した実験内容がそのまま映像化されています。
そうです、観ている側が管理者のように被験者たちを観察しているかのような映画なんです。
徐々に精神を蝕まれていく被験者たち。
ただ役割を与えられただけで、演じているだけのはずなのに・・・。

もとは普通の人だった彼らが狂気に染まる。
これが実際に行われた実験であるということは、つまり誰しもがそうなる可能性を持っているということなのです・・・・・・((((;゚Д゚))))


当作品には『エクスペリメント』という米版リメイクが存在しています。
観ていません。何故なら評判がよろしくないからw
気が向いた時にでも観てみようと思います。(そう言いつつ何年も経っている)










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2018/08/14 映画 Comment(0)

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ヘタレな下手の横好きゲーマー。
主に龍が如く・MGS・FF・戦国BASARA・静岡・アトラスゲームetc.が好きです。
映画はホラー、特にゾンビ好き。
レオナルド・ディカプリオの往年のファン(だと思っている)

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