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2025/01/23
ちょっと涼しい日が続いたと思ったら、また酷暑に逆戻り。
嫌になりますね。
そんな暑い日には色んな意味でヒンヤリする映画でも観て過ごすのはいかがでしょうか?
コメディ色が強い作品が続いたので、ここいらで正統派作品に立ち戻ってみました(´∀`)
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『ディセント』 【あらすじ】
年に一度の冒険旅行で、アパラチア山脈奥地の巨大洞窟を訪れた6人の女たち。
スリリングな洞窟探検を楽しむ中、突然の落盤で出口をふさがれた一行は、迷路のような洞窟内で別の出口を探してさまよう羽目になる。
言い争いから仲間割れが生じ、ヘッドランプの電力も残りわずかとなった矢先、暗闇から何者かが襲いかかってくる。
(シネマトゥデイより)
『ドッグ・ソルジャー』のニール・マーシャルが手掛けるサスペンス・ホラー。かなりの傑作です。
心理劇・パニック・スプラッターといった要素が混合しているのに、全くとっ散らかっていない。
上手くまとまっていて展開に無理がないのです。
わかり易いフラグにより物語が変化していくのも、この映画の良さだと思います。
冒頭は
キャッキャウフフの女子会。
ここが退屈で脱落してはいけません。このキャッキャウフフも重要な要素になっているんです。
女の友情の脆さがより浮き彫りになります。
正直言ってサラとジュノ以外は死亡要員のような存在なのですが、女子グループの独特さを描く上で無駄な存在ではありません。
女同士の腹の探り合いは怖いものですね(;´∀`)特にジュノは悪者のような立ち位置です。
でも本当の悪人ではなくサラへの友情も偽りではないのでしょう。
ただタイミングが悪いんです、この人。
しかも最悪のタイミングで噓をついてしまうし、秘密を抱えすぎなんです。
絶望的に立ち回りが下手なんでしょうね。
そして洞窟探検。
洞窟の閉塞感が緊張を高め、観ている側まで息苦しくなっていきます。
この洞窟内の撮り方が非常に秀逸なんです。
暗闇でありながら何が起きているのか分かりづらくない。でも明るすぎない。
その絶妙さが映画の面白さを格段に高めています。
パニックをダメ押しするように登場する地底人の存在も非常に良いです。
謎の人喰い地底人によりスプラッター要素が加わるのですが、これがまた無理がない。
追いつめられた人間の本性が曝け出されますし、アマゾネス化するサラとジュノも大変面白いです。
描写もなかなかグロでそこも満足しています◎
作品の舞台になっている洞窟は、この映画の1つのテーマでもある人間の深層心理の深い闇を投影したものであると思います。
人間の心理こそ深い闇に覆われていて何があるかわからない。だから怖い。
洞窟の闇と深層心理を重ね合わせることで、息苦しさや底冷えするような恐ろしさをより感じることができるのではないでしょうか。
ラストはミステリーのような展開で考察しがいがあります。
続編である『ディセント2』で答えは出てしまうのですが、個人的にはこの謎を残すラストが気に入っていたので続編は微妙だったかなと思いました。
そこは賛否両論はっきり分かれるところですし映画としては面白いので、気になる方は観てみてください("´∀`)b
ディセントの名の付く無関係作品がいくつかあるので釣られないように気を付けて!!!!
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2018/08/11
映画