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2025/01/23
更新がなかなか順調です(ドヤッ
でもいつ息切れするか戦々恐々してたりもします…。
シリーズものはまとめて書かないというところにセコさがありますね(ノ∀`)
今回もまたまたスリラー映画をチョイスしてみました。
これまた一風変わった、実に難解な物語です。
よくある日常を描いているようで(ヾノ・∀・`)ナイナイと言いたくなるような人物や展開。
でも鳥肌が立つほど寒気のする恐ろしい作品です。
[0回]
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『聖なる鹿殺し
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』 【あらすじ】
心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻(ニコール・キッドマン)と二人の子供と一緒に郊外の豪邸に住んでいた。
しかしある少年(バリー・コーガン)を家に招いたことをきっかけに、子供たちが突然歩けなくなり目から赤い血を流すなど、異変が起こり始める。
スティーブンは、究極の選択を強いられることになり……。
(シネマトゥデイより)
(゚Д゚)ノ<“『聖なる』鹿殺し”じゃなくて“『聖なる鹿』殺し”だよ!!!※ポスターに騙されないで!カンヌで3度受賞した
ヨルゴス・ランティモス監督によるダークスリラー出演者も
コリン・ファレル、ニコール・キッドマンという豪華な顔ぶれ。
そして最近注目している若手バリー・コーガンも出演し、見事なまでの怪演を披露しています!!
この監督、奇才と言われるだけあって本当に
無茶苦茶な設定(褒め言葉)登場人物や物語全部が
「は?」「え?」となる。
けどそれを大真面目に、そして自然の流れでやってのけてしまうのが恐ろしくもあり面白いところでもあるのです。
この作品は劇中にも登場する
ギリシア神話『アウリスのイピゲネイア』が重要になっています。
ただ、
完全にそれをモチーフにしたわけではないとも監督が明言しています。
確かに違っているところも多いですね…。
ですが、知っていて損はありませんので簡単なあらすじを書いておきます(=゚ω゚)ノ
ギリシャ軍の大将アガメムノンは女神アルテミスが大事にしていた鹿を殺してその怒りを買ってしまう。アルテミスの怒りを鎮めるために、アガメムノンは娘のイピゲネイアを生贄として捧げなければならない。悩んだアガメムノンは英雄アキレウスとの婚礼だと騙して娘を呼び寄せ、喜んだイピゲネイアは母と共にやってくる。そこで真実を聞かされたイピゲネイアは国を救うため生贄になることを受け入れ、祭壇で首を落とされる。この祭壇で首を落とされたときにイピゲネイアと鹿が入れ替わったという説があります。映画を観るとわかるのですが、登場人物を置き替えることができるのです。
でもそれをそのまま受け取っていいかと言われると……そうではないという。
この作品の別の面白さとして
カメラワーク・画の撮り方もあげられます。
技巧を凝らして全体の不気味さ、主張や人物の感情など様々なものを表現しています。
神の視点となる場面、そして急に観客を当事者にしてしまうあの場面など…。
時には表情が読めない、敢えて映さないといった演出もされています。
そして
バリー・コーガンの卓越した演技力にも是非注目してもらいたい!!!
……いや、否が応にも目に焼き付いちゃうんですけどね(;´∀`)ありえないこと。
なのに身近で起こるかのように流れていく物語。
『ファニーゲーム』のような理不尽さや不快感、胸糞の悪さを感じました。
家族を襲う不幸を起こしたのは?
そして“鹿”に選ばれたのは偶然か運命か…?
ねっとりとした胸糞スリラーがお好みの貴方にオススメです。
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2019/08/03
映画