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2025/01/23
ニコニコ百物語 KADOKAWAホラーウィークより
http://ch.nicovideo.jp/nhorror
貴志祐介原作のサイコホラー『ISOLA 多重人格少女』と伊藤潤二原作の人気シリーズ『富江 最終章―禁断の果実―』を観ました。
『ISOLA』には黒澤明監督の孫である黒澤優が、『富江』の方には宮崎あおいがキャスティングされているところが注目すべきところでしょうか。
さらに『ISOLA』は阪神・淡路大震災を題材とし被災者への追悼が込められています。
[0回]
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『ISORA 多重人格少女』
【ストーリー】
エンバスというテレパシー能力に苦悩する由香里は、ボランティアとして阪神淡路大震災の被災地を訪れていた。
彼女はそこで、高校生の少女・千尋と出会う。
千尋は、両親を亡くしたショックと養父からの性的虐待により、多重人格障害を起こしていた。
そんな千尋の周囲で、謎の変死事件が続発する。
由香里は千尋の人格のうち、ひとりだけ他と関連を持たない13番目の人格、《ISOLA》が事件に関わっているのではないかと疑う。
(ニコニコより)
タイトルと
サイコホラーというジャンルから『多重人格探偵サイコ』のような雰囲気の映画だと勝手に想像と期待を膨らませていました。
しかしその期待もすぐ陰りをみせるわけです(ノ∀`)
方向性が違ったとしても面白ければ逆の意味で期待を裏切られるわけですが、今回はそのパターンではありませんでした。
由香里のエンバス能力設定は物語が進むにつれ持て余してるように見えてきてしまうし、千尋の多重人格は描写しきれていない。
多重人格設定は”ISOLA"が存在するための理由づけにすぎず、この娘に
”13人”の多重人格設定いるか?と首をかしげてしまいます。
それぞれの設定を無駄に消費しただけで、これらが映画をより面白くしたという感じではありませんでした。
貴志祐介原作の
『黒い家』が凄く良かっただけにとてもがっかり(´・ω・`)
若い木村佳乃は可愛かったです。石黒賢も堅実。
登場してすぐ退場してしまう寺島進や、こういう役やらせたらハマりすぎてしまう山路和弘といった面々はやはり独特の存在感でした。
『富江 最終章―禁断の果実―』
【ストーリー】
25年前の若い頃、富江という名の美少女に魅せられたことを忘れられず、娘に登美恵と名づけた橋本和彦。
娘・登美恵は殻に閉じこもりがちな、所謂いじめられっ子の高校生だった。
そんな登美恵の前に、左目の下にほくろのある少女が現われる。
美少女は富江と名乗った。富江の奔放な振る舞いに惹きこまれる登美恵。
2人が友達となるのに時間はかからなかった。
ある日、和彦は家に遊びに来た富江とばったり出くわす。
それは、25年前の富江そのひとだった…。
(ニコニコより)
『富江』シリーズは一作目以来の視聴です。
菅野美穂が演じる魔性の”富江”も良かったですが、安藤希ver.の”富江”も傍若無人な小悪魔っぷりが凄まじい当に”富江”でした。ちょっと棒でしたが・・・。
今作は
同性愛・ロリータがテーマになっていると思われるので、宮崎あおいや國村隼の配役も雰囲気にピタッと嵌っていたんではないでしょうか。
富江によって徐々に狂わされていく父と娘。この父がなんとも絶妙でした。
富江に狂わされてしまったのか!?と思わせつつ、魅了に抗って娘のために行動してるようにも見えます。
でも果たしてそうなのか?という面もあり、ここら辺がとても面白かったです。
娘の登美恵は登美恵で富江によって狂わされたというよりは、初めからそういった因子を持っていたとしか思えない感じです。
それが富江との出会いによって
厨二病を大爆発させてしまったという。
富江殺害後からが本番。
生首状態になった富江をどんなグロい形態になっても必死に
育成する登美恵。
伊藤潤二らしい
ブラックユーモアが上手い具合に取り入れられていました。
ブレインデッドの赤さんゾンビみたいで面白かったです。
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2014/08/19
映画