家中にカメラと録音機を取り付け、泊まり込みの調査を始めたウォーレン夫妻。
二人を嘲笑うかのように、反撃を開始する館。
その危害は、やがて遠く離れたウォーレン夫妻の一人娘にまで及ぼうとするが、それは家族の絆を無残に引き裂く壮絶な闘いの始まりに過ぎなかった―。
(公式サイトより)
エクソシストのような
実話系心霊映画。
家に取りついている存在が悪魔じゃなく、
”悪魔に忠誠を誓って死んだ魔女”という点が面白かったです。
儀式を行ったとはいえ、一応敵は人間なんですよね。
この魔女のクローゼットでの登場シーンはつい噴きだしてしまいました。ちょっとお茶目な感じでw
冒頭でペロン夫妻が語るアナベル事件の人形。これもなかなかです。
もろに呪いの人形です!と主張してる感は否めませんが。
こちらの話も面白そうで、
映画化決定!と思いました( *´艸`)
あの家のそこらじゅうにいた霊はどうなったんでしょうか?
魔女を祓ったと同時に昇天したんですかね。魔女によって家に縛り付けられた的な。
母親に殺された少年の霊がけっこうクローズアップされていたので気になりました。
ラストは素晴らしい家族愛!!!!!によって魔女を退けます。
悪魔祓い師と魔女のガチンコ対決を期待した人は、このお涙頂戴展開は微妙だったかもしれません。
まあ、そっちはそっちで圧倒的な神の愛!!!!!によって魔女を退けるわけで、あまり違いはないのかもしれません。自分はどっちでもいい。
物語の展開が思ったよりテンポよく進み間延びしない程よい緊張感だったと思います。
悪魔に取りつかれた邪悪な顔をはっきり見せない演出も良かった。
血しぶきやグロシーンもなく、割と和風ホラーに近いんではないでしょうか?
同じ実話系のエクトプラズムと比べるべくもない良作です♪
『パーフェクト・トラップ』
【ストーリー】
友人に誘われ、少し怪しげな地下倉庫のダンスパーティに行ったエレナ。
しかしそこは、殺人のための罠が仕掛けられた恐怖の館だった!
切り刻まれ圧縮され、一気に虐殺される人々。
逃げ惑い箱の中に閉じ込められたエレナだったが、箱の中から恐ろしい光景を目にしてしまう。
一方 父親は娘を救出するために捜査チームを組織、そこに“ザ・コレクター"のワナから生き延びたアーキンを招集する。
“罠館"に向かうアーキンと捜査チーム。
果たして彼らは“罠男"のコレクションの一部になる前に、エレナを救出することができるのか…。
(Amazonより)
今度は
ゴア系作品を。
タイトルは変わってますが
『ワナオトコ』の続編です。
殺人者”コレクター”はピタゴラスイッチ的な仕掛けで人を殺し、一人だけ生かしてお持ち帰りするという性癖をもったキャラクター。
前作のワナオトコは罠を張り巡らされた民家が舞台になっていて、少しの油断も許されない緊迫感が素晴らしい作品でした。
今作は冒頭でのクラブ、そして主な舞台となる廃ホテルとスケールアップされています。
前作の主人公だったコソ泥アーキンも登場。生きてたんだ(*´∀`人)ィ☆*。+゜*・。゜*
クラブでのピタゴラスイッチで期待したものの、もうそこがピークだったんじゃ・・・というくらい肩すかしな内容。
脚本家が変わったんじゃないの!?と何度も確認してしまったくらい微妙でした。
全然パーフェクト・トラップじゃない。なんかコカイン漬のゾンビみたいなの作ってるし。
この作品の大きな魅力である”コレクター”のキャラクター性が変わってしまったように感じました。
そしてエレナ救出のために組織されたチームが弱すぎて・・・。
「プロを集める(キリッ」
じゃねーよ m9^Д^)m9^Д^)m9^Д^)ジェトストリームプギャー
マチェロしかマシな奴いないじゃないか!
ということでコソ泥で内装業者なアーキンさんが今作も頑張らなくちゃならなくなったというわけです。
余談ですが、このエレナっていう子が短髪でGZのパスっぽい。で、雇われた捜査チームの紅一点の名前がパスだったw
パスがコレクターに捕まった時は、「おっ、爆弾仕込まれちゃったするか!?」と妄想したのは言うまでもありません(/ω\)
色々残念な点ばかり目についてしまいました。
上記の通り、コレクターのキャラクター性が変わってしまったことで作品全体の雰囲気も変わってしまったからだと思います。
さらに加えると、アーキンもなんかコレジャナイ感があるんですよね。
『ワナオトコ』の続編として観なければゴアスラッシャー系として悪くない作品だと思います。