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2024/05/02

今日の1本【降霊 KOUREI】

Twitterでじわじわと話題になってる『来る』が気になってる今日この頃。

邦画はあまり観ないのだけど、ホラーはそれでも観ている方だったりします。
ただ好きな監督だったりとか作品選びが偏りがちで(;´∀`)
もうちょっと視野を広げていろいろ観ていきたいなと思ってます。

今日はそんな邦画のなかから黒沢清監督作品を選んでみました。
黒沢清監督ワールド大好きです!



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『降霊 KOUREI』




【あらすじ】
仲むつまじく静かな生活を送る、効果音技師の克彦と純子。
しかし一見平凡そうに見える純子は実は霊能者で、純子の力に興味を持つ大学院生、早坂の紹介で降霊術を時々行ったりしていた。
そんなある日、逃走中に事故を起こして犯人が意識不明になるという少女誘拐事件が起こる。
警察は早坂を通して行方不明のままの少女の居場所を探ろうとするのだが……。



黒沢清監督によるテレビ映画。
イギリス映画(原作小説)『雨の午後の降霊祭』のリメイクでもあります。


虚栄心・罪・幽霊・ドッペルゲンガー……


この作品の一番のみどころは、やはり幽霊の存在でしょう。
こんなにリアルに幽霊、正確に言うと“視える人”の世界を描いた作品は他にはないと言っても過言ではありません。
大きな音で脅かしたりおどろおどろしい姿の幽霊が登場するわけではないんです。
自然にそこに“いる”のに吸い込まれてしまいそうな幽霊の存在を画面に描き出しているのです。
だからジワジワ怖い。


そして人間も怖い。
平凡な人たちが簡単に間違った道へ進んでいってしまう。
普通ならそれを選ばないだろう選択をしてしまうことで堕ちていく。
幽霊よりも恐ろしい人間ドラマが静かに展開していきます。
『本当に霊感を持っている』というところがキーポイントだと思います。


この作品の最大の魅力はリアルな幽霊描写なのですが、出演している役者たちの自然な演技がそれをさらに際立たせています。
特に役所広司と風吹ジュンの力が抜けた演技が素晴らしい。



夏と言えば怪談。
古い作品ではあるものの現代の怪談ともいえるこの作品。
黒沢清監督といえば『回路』や『CURE』も好きですが、やはりこの『降霊 KOUREI』を一度は観て欲しいですね('ω')ノ



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2020/08/07 映画 Comment(0)

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プロフィール
 
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廃人アラタ
自己紹介:
ヘタレな下手の横好きゲーマー。
主に龍が如く・MGS・FF・戦国BASARA・静岡・アトラスゲームetc.が好きです。
映画はホラー、特にゾンビ好き。
レオナルド・ディカプリオの往年のファン(だと思っている)

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